アルミニウム産業の振興のために
こんにちは。
森本英樹です。
富山県はアルミニウム加工関連産業が広く発展し、日本有数のアルミニウム産業工業が発展している地域です。アルミニウム建材産業、自動車産業におけるアルミニウム部品生産などの大企業での生産と大企業を支える多数の関連中小企業が存在しています。
アルミニウムはその優れた品質特性や良好な加工性から住宅、車両、電気機器ほか多くの製品に用いられております。またリサイクル性にも優れることから今後の持続可能な社会の構築には不可欠な材料となっております。
わたしは、このように品質、加工性、リサイクル性に優れたアルミニウム材料を利用した研究開発に携わってきました。大学ではアルミニウム押出し加工講座に所属し、アルミニウム基複合材料の開発に携わりました。公設試験研究機関では、アルミニウム押出し形材の曲げ加工の研究、アルミニウム製品技術研究会の主催、半溶融押出し加工、アルミニウム形材応用製品の開発などに携わりました。民間企業では、アルミニウム押出し生産における各種不具合改善(ウエルドライン抑制)や生産データ分析、生産排熱利用研究、アルミニウムダイカスト金型に関する補助金研究(低廉化金型、センシングとIoT、CAE技術の融合による金型寿命評価システムの構築、ダイカストにおけるバリ低減金型の開発など)を行いました。
2024年9月に60歳を迎える区切りもあり、これまでの経験や今後の研鑽を活かして、アルミニウム産業の発展に寄与できたらと考えてます。
よろしくお願い申し上げます。
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