金型の熱応力解析
こんにちは!森本英樹です。
オープンCAEであるPrePoMaxで金型熱応力解析を行ってみました。PrePoMaxは、オープンFEM解析ソルバーであるCalculixを組み込んだ総合環境CAEアプリケーションです。ただし、モデルはstepなどを外部のCADで作成して読み込む必要があります。
金型熱応力解析では、温度解析を行い、次に構造解析をするというステップで解析を進めていきます。今回は、ダイカスト金型への熱流束を図中上面に与えております。下面は200℃としています。応力解析として、熱流束付与面以外(下面、側面)は完全拘束としています。
解析結果は、熱流束を与えることによる金型温度上昇と熱膨張により、凸部根元の応力が高く発生していることが分かります。金型の弱い部位の見積もりと対策に有効であると考えます。よろしくお願いいたします。
コメント