~生涯現役!元氣もりもりムクナ豆~ 認知症予防ほか

私は個人事業として、農業事業「宮袋ムクナ豆ファーム」の運営もしております。宮袋は私の住んでいる地区の地名です。ちなみに地名の由来として、昔、落ちのびた高貴なお方が地域のお宮に隠れられていた際に、村人が食料(お米)を袋に入れて通い、お世話したからとの説があります。真偽のほどは不明ですが、この逸話は私好みの言い伝えです。

さて、皆さんはムクナ豆についてご存じでしょうか?知っておられる方は非常に少ないかと想像します。私も2023年6月まで知りませんでした。趣味である家庭菜園の取り組みの中で、たまに拝聴する「島の自然農園」様YouTubeで、地力を大いに高める豆、ということを知り、すぐに種豆を入手し栽培してみました。結果、2023年夏の酷暑の中、他の作物が少し萎れていく中、ムクナ豆だけは素晴らしく旺盛に育ち、その圧倒的なパワーに魅了されました。

そんな中、ムクナ豆についていろいろ調べていくうちに、高齢化社会における健康寿命の向上として有効な食材ということを知り、これを地域営農法人の事業として展開したいと思いました。(現在、営農法人の副理事長も仰せつかってます)。理事会で提案するも、営農法人での事業の前に試験的にしてくださいとの意見から、今年から、個人事業として水稲田1反(1000平方メートル)で130株を栽培しています。冒頭の写真は今年の7月20日ごろの圃場風景です。

ムクナ豆:インド原産の古代品種。古代インド医学書アーユルヴェーダにも健康に役立つ食材として紹介されています。日本では江戸時代まで関西地方で育てられていたそうです。ただ、豆が硬く、加工しにくいなどから、大豆に置き換わり、国内では栽培されなくなりました。一方、近年、あらゆる食材の中でL-ドーパ(ドーパミンの前駆体)を最も多く含み、パーキンソン病、アルツハイマー型認知症、鬱、体の痛みなどの軽減に役立つことが研究で明らかになり、高齢化社会における健康寿命向上に期待されています。日本では、和歌山県、熊本県、滋賀県、ほか各地で自治体、民間企業にて栽培され、健康補助食品としても販売されています。

私は、国内栽培農家の中でも最も適切な栽培をされていると専門家(農業大学関係者など)から評価されている「那須ムクナ豆ファーム」様のアドバイスを受けながら、栽培しています。

那須ムクナ豆ファーム | 化学肥料・化学農薬を一切使わない有機栽培&販売 (logcabin-aya.com)

「宮袋ムクナ豆ファーム」のキャッチフレーズは「生涯現役!元氣もりもりムクナ豆」です。

人生100年時代と言われる昨今、生涯にわたり元氣で暮らしていくことは非常に重要なことです。20歳をピークに年々減少する脳内ドーパミンを補う補助食品として有用とされています。

収穫後は販売も致しますので、入手したい方はお問い合わせからご連絡ください。よろしくお願いいたします。

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森本英樹技術士事務所

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